アペックスブログ
エンジンルームクリーニング
ブログこんにちは!
栃木県宇都宮市のカーコーティング・カーフィルム専門店のアペックスです。
今日から卒業シーズン3月が始まります。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
本日はエンジンルームクリーニングをご紹介いたします。
ハイブリッド車や電気自動車が多くなった昨今、エンジンルームの美しさが損なわれていると思いませんか?
あまりにも複雑な構造であったり、単なる箱が置いてあるだけだったり、惚れ惚れするような車の心臓部であるエンジンのデザインを楽しめなくなってきていることに寂しさを感じています。
内燃機関車の設計者はボディ外観だけでなく、エンジンルーム内の設計にも情熱を注いでいることがボンネットを開けた時の美しさから感じ取れます。そんな設計者に敬意を表ししながら、エンジンルームクリーニングを今回行わせていだだきました。
美しいエンジンルームの基本は、左右対称になっていて色々な素材の部品がバランス良く視界に入るように絶妙に配置されています。
よって、クリーニングする際は、それぞれの部品に合わせたクリーナーを使用し、素材を壊さないように本来のキレイさを引き出してあげることに注力いたします。
あと、電装品も沢山ありますので、基本あまり水を使わないで、クロスで汚れを拭き取ってあげるイメージで行います。
今回施工いたしましたのは、レクサスGS-Fで、ボディカラーのブルーでエンジンルーム真ん中に配置されたインテークマニホールドを塗装し、そこを中心にして全体が統制されているデザインになっています。
素材としては、樹脂、鉄、鋳物、ゴムに分類されます。90%が樹脂製部品ですので、樹脂をいかにキレイに見せるかが重要となります。
樹脂は艶消しの素材を使用しているのがほとんどですが、このお車は、中心にあるエンジンのアッパーカバーはインテークマニホールドを引き立たせるように艶有りの素材を使用しているのが、クリーニングしてみて初めてわかりました。
樹脂はアルカリ性のクリーナーで一皮剥けたようにキレイになりますが、シミがある場合は酸性のクリーナーも使用します。
塗装面はほとんど水ジミだらけですので、酸性のクリーナーで落とします。
但し、鉄の素材むき出しの部品は酸性で変色しますので使えません。
グリスなどの油成分はピッチクリーナーで拭き取ります。
基本見える範囲は全てキレイにしますので、色々な形状のブラシや筆、小さなクロスを巻き付けた長い棒なども利用して奥の方までライトを当てながらキレイにしていきます。
ポイントはどんなに遠くても見える範囲はキレイにすることです。
これでエンジンルームの設計者のイメージを復元できたのではないでしょうか?
少なくとも、お客様には自信をもってお渡しできました。
自分の車のエンジンルームの本来の姿を取り戻したいという方はぜひ、一度ご相談くださいませ。