株式会社アペックス

2025.04.11

花粉の猛威

お手入れのポイント

こんにちは!

栃木県宇都宮市のカーコーティング・カーフィルム専門店のアペックスです。

春の嵐が吹き、桜の花が散る頃となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

最近、花粉爆発などといわれている現象で大量の花粉が空気中に漂っています。
特に雨が上がった後は要注意らしいです。
雨で地中に落ちた花粉の殻が破れて粉々になり(30分の1位になる)、乾燥したあと風で舞い上がるからです。


花粉は水に濡れると殻が破れてペクチンという成分がでてきます。
それが、車の塗装面に付くと浸食してから乾燥して収縮します。
その時、周りの塗装が一緒に引っ張られてしまった状態が花粉ジミです。

洗車をした後、花粉を落して表面はツルツルになったのに、水玉ではなく模様のようなシミが残ってしまった状態です。

花粉ジミが付いてしまったら消す方法は一つしかありません。
ペクチンは80度以上の熱を加えると分解しますので、同時に花粉ジミも消えます。
よって、洗車して花粉を落した後、花粉ジミを発見したらすぐに日向に放置して太陽の熱で消すのが一番安全な方法となります。

買い物に行った時に置く場所を日向にすれば、帰るころには消えていることもあります。
消えるまで、繰り返し行ってください。

弊社では、磨きの施工の際には太陽にかわる熱源を利用して強制的に消しております。
しかし、短時間で消す方法は、危険をともなうのでお勧めしません。

そして花粉ジミに対してやってはいけないのは、磨いて取ろうとすることです。
少しでも磨いてしまうとペクチンが分解しても元の状態にもどらなくなってしまうからです。
あと、あまり長く花粉ジミがついた状態にしておくと塗装に癖がついてもどりが悪くなることもあります。
ガレージに入れたままになっている車などにありがちです。

いずれにしても、花粉の時期だけの現象ですので、慌てずに正しく対処して乗り切りましょう。
①まめに洗車をする(弱アルカリ性シャンプーを使うと効果的)
②花粉ジミを発見したら消えるまで繰り返し天日干しをする
③絶対に磨かない(コンパウンド使用禁止)

ボディのコンディションが気になる際は、お気軽にご相談くださいませ。

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