アペックスブログ
ルームクリーニング・タンク
ルームクリーニングこんにちは!
栃木県宇都宮市のカーコーティング・カーフィルム専門店のアペックスです。
梅雨入りの時期をむかえましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本日はトヨタ・タンクのルームクリーニングのご紹介をさせて頂きます。
施工目的は、リヤシートに乗せておいた水溶性のボディオイルをフロアーに2リットル程こぼしてしまったので、これを回収しクリーニングしてほしいというご依頼です。
初見で見た感じでは無色無臭で水溶性なのでそれ程除去するのは大変ではなさそうでしたが、フロアーカーペットから浸み込んで、フロアーの底までオイルが流れ溜まっているようで、下回りの水抜きドレンからオイルが外に少しずつ漏れていました。
まず、フロアーカーペットをめくってフロアー底の状態を見なければならないので、左フロント・リアシート、内張りを脱着し、カーペットをめくり上げました。
するとフロアの底には車載工具や断熱材などがうめこまれていましたので、それらも外しました。
やっと底が見えました。なんと、底に溜まった無色無臭のオイルが酸化して黒く変色し、オイル独特の匂いを発生していました。
これを放置したら臭いが車内にこもって大変なことになるところでした。
すぐお預かりして作業したのは正解でした。
オイルを弱アルカリ性の消臭効果のあるクリーナーで中和しながら大量の使い捨てクロスに浸み込めせて、丹念に除去していきます。
かなりフロアーの底は補強材などで入り組んでいるので、オイルと溶剤分が残らないように割りばしなどを使って繰り返し拭き取りました。
フロアーの底がキレイになったので、オイルが浸み込んでしまったパーツをすべてクリーニングして元に戻しました。
水分は高いところから低い所に重力に従って流れていきますので、今回のように一番底を突き止めてそこから始めないと、根本的な解決には至らないということが示された事例でした。
車内ではいろんなものをこぼしてしまうものですが、なるべく早く対処することがなにより重要です。
緊急の場合でもすぐ対応いたしますので、ご相談お待ちしております。