アペックスブログ
カローラフィールダー ヘッドライトリフレッシュ!
プロテクションフィルムこんにちは!宇都宮市のカーコーティング、カーフィルム専門店のアペックスです。
本日はヘッドライトのリフレッシュ施工のご紹介をさせていただきます。
施工車両は、トヨタ カローラフィールダーです。
一見、ヘッドライトには何の不具合も見受けられませんが、近づいてレンズを見ますと、ヘッドライト製造時に施される「ハードコート」と呼ばれるコーティング皮膜が、経年の劣化により剥がれ始めておりました。
※紫外線があたりやすいレンズ上面のハードコートが剥がれ始めておりました。
このハードコートは、ヘッドライトレンズを劣化や汚れから保護する物ですので、剥がれが生じている部分は何の保護もされていない状態となり、今後、急速にレンズの黄ばみやクラック(ひび割れ)等の症状が発生するような状態にあるといえます。
こうした劣化症状の初期の段階を見逃さず適切な保護をすることで、綺麗な状態を長く維持できるとも言えますので、たまにヘッドライトのレンズをしっかりと状態確認することも大切です。
さて、今回のカローラフィールダーに関しましては、広範囲でハードコートの剥がれが発生しておりますので、一度、劣化したハードコートを全て除去し、新たにハードコートに代わるペイントプロテクションフィルムを施工させていただく施工をご提案させていただきました。
しかし、劣化しているとはいえ、ハードコートを完全に除去するにはそれなりの手間がかかります。
基本的にハードコートの除去は磨いて取り除くのですが、コンパウンドと呼ばれる研磨剤での除去は困難で、サンドペーパー(紙やすり)による研磨をしなければ除去できません。
ただし、サンドペーパーで研磨を行いますと、粗磨きになりますので写真のように完全にレンズの透明感が失われてしまい、透明感を取り戻すのも簡単ではございませんので、施工は専門店への依頼が必須となります。
※ハードコート皮膜を除去するために粗磨きした状態。
完全に曇ってしまったレンズは透明感が戻るまで根気よく仕上げ磨きを重ねていきます。
※仕上げ磨きを重ね、徐々にレンズの透明感が復活してまいりました。
そして、完全に透明感を取り戻しましたら、今後の劣化の原因である紫外線カット効果や防汚性を兼ね備えたペイントプロテクションフィルムを貼り完成となります。
※レンズの透明感を取り戻した後、ペイントプロテクションフィルムを貼り付け。
※全ての施工が完了しリフレッシュ完了しました。スッキリ!
今回の施工では除去してしまいましたが、ヘッドライトレンズに施されるハードコートは、コーティング皮膜としてはとても優秀で、これに代わるコーティング皮膜は現状、アフターマーケットでは存在せず、出来れば温存したいものです。
ヘッドライトのリフレッシュで綺麗さの復活も可能ではございますが、新車時のヘッドライト、もしくはダメージがないうちにペイントプロテクションフィルムを施工することが一番理想です。
ヘッドライトのダメージは見た目の印象悪化もありますが、ライトの照度低下にもつながりますので侮れません。
皆様もヘッドライトの保護をご検討してみてはいかがでしょうか?
ヘッドライトの綺麗維持や、リフレッシュをご検討の際はお気軽に、アペックスまでお問い合わせくださいませ(^^)/