アペックスブログ
幌クリーニング&コーティング
幌コーティングこんにちは!
栃木県宇都宮市のカーコーティング・カーフィルム専門店のアペックスです。
うろこ雲が秋空に映えるころとなりました。
皆様おかわりございませんでしょうか。
今回は幌コーティングのご紹介をいたします。
まずは、幌のクリーニングから行います。
幌は目地がありますので、ボディのようにスポンジだけでは目地の中に入り込んだ汚れまで取ることは難しいです。
そこでナイロンブラシを使い花粉などを溶かしてくれる弱アルカリ洗剤を使用し、ブラッシングしていきます。
ここで強く擦ってしまうと繊維を傷めて毛羽立ってしまいますので、歯ブラシの要領で毛先を使いやさしく小刻みに行います。
ブラッシングを全体に行ったら、高圧洗浄機又はシャワーを使用し洗剤分の泡が出なくなるまで、丹念に流します。
洗剤分を完全に流し切ったら、乾燥します。
今の季節でしたら外に出して陰干しします。
直射日光は紫外線により生地を傷めるので避けます。
完全乾燥させたら、エアブローをしっかりおこない室内に入れて、養生します。
ルーフは一番高い位置なのでミストが他の部分に付着しないように車全体を覆います。
さらにコーティングするまえにコロコロを使って、ほこりやゴミを完全に除去します。
そして、コーティングですが、霧吹きタイプの物を使用します。
粒子が粗くスプレーしても均一に浸み込むわけではないので、小面積ごとにスポンジで擦ってなじませてゆきます。
全体に塗り込んだら、最初にもどってもう一度繰り返します。
2度塗りが終わりました。
しばらく放置しましたら、コーティングが幌全体に浸み込み均一の色になりました。
これで繊維の中まで、コーティングが浸み込みましたので、汚れにくく落ちやすい状態になり、紫外線などによる劣化も防止できます。
コーティングを施工した幌の耐用年数は使用環境によりますが、高圧洗浄機やブラシは使用しないほうが良いです(基本的に、擦ると少しずつ取れていきます)。
汚れた場合は柔らかいスポンジでシャンプーをたっぷりつけて洗い流してください。
拭きあげはクロスで拭くというよりは上から押さえて水分を吸い取る感じです。
幌は紫外線により色褪せなどの影響を受けやすいので、屋根付き保管が理想です。
出先で駐車する際にも直射日光は避けるのが賢明でしょう。
汚れが落ちにくくなったらコーティングの効果が弱くなってきていますので、定期的な幌のクリーニング&コーティングをおすすめいたします。