桜も見頃を迎え、少し早い夏日を観測する地域も。
そして、気温の上昇と共に、小さな虫が飛んでいる光景を目にする機会が増えてきました。
二十四節気のひとつでもある『啓蟄』を迎えると、徐々に虫が目を覚ますとも言われており、『啓蟄』を迎える3月初旬頃から、ボディに付着する虫に悩みをいだいている方もいるのではないでしょうか。
なぜ、”虫の固着は避けれないのか”
虫が最も固着するシチュエーションと言えば?
みなさんの頭に中には、夜間の走行や高速道路、田んぼ道などが思い浮かんだかと思います。
特に、街灯のない場所では車のヘッドライトが最も明るい光となるため、フロント周りに虫が集まりやすい環境となります。
そして、走行中の車に衝突した虫は”固着汚れ”となり、楽しいドライブを経て、目的地に着いた時には、車が悲惨な状態に…
なぜ”放置するとシミになってしまうのか”
ここまで「虫」の習性についてのお話をしましたが、
なぜ”虫は放置するとシミになってしまうのか”不思議に思いますよね。
実は、虫の死骸には”たんぱく質”が豊富と言われており、さまざまな結合をされることで、粘着性を持ってしまいます。
これが、クルマにべったりとこびりつく原因です。
また、死骸には”酸性”の成分が多く含まれており、虫の種類によっては”アルカリ性”の汚れになってしまう場合もあると言う、クルマの塗装にはかなり厄介な性質となっています。
虫は一度シミになってしまうと、塗装面を研磨しても完全に取り除くことが難しい場合もあります。
特に、虫の付着後に塗装面が高温になると、シミになるスピードも早まってしまうため、夏場はよりスピーディーな除去がおすすめです。
虫を取り除く際には、水洗い後に専用のクリーナーを使用することが最も効果的な方法です。
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