こんにちは!
宇都宮市のカーコーティング・カーフィルム専門店のアペックスです。
猛暑到来となりましたが、みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
今回はガラスのスケール(雨ジミ、水道水のシミ)除去の施工をご案内いたします。
自動車のガラスは新車時にガラス撥水コーティングを施工したかどうかで、その後のガラス状態は天と地程違ってきます。
ガラス撥水コーティングは、雨を水玉にして飛ばしワイパーレス走行を可能にする目的の他に凍結防止や、スケール(水道水が乾いて出来たシミ)を付きにくくする効果もあります。
特にスケール対策としては優秀で、新車から一年経った車のガラスを見比べてみるとはっきりわかります。
水道水には不純物(ミネラルなど)が含まれておりますので、洗車の際に拭き取りが不十分だと、それがガラスの表面に残って水ジミ(アルカリ性の固まり)となってしまいます。
同じく水道水程ではないですが、雨も純水に近いとはいえ、大気中の汚染物質やボディ表面の汚れによって不純物を含みますので、雨ジミとして残ることもあります。
大体雨は放置している方が多いでしょうから、ここで撥水コーティングが役に立つわけです。
ガラス撥水コーティングをしていれば、雨が水玉になって流れてしまいますので、あまりガラスに水分が残りませんし、残って雨ジミになったとしてもコーティングが犠牲被膜になって、密着を阻害していますので拭けば簡単に取れてしまうことが多いです。
当然コーティング層がワイパーなどで削れて薄くなってしまいますと、その効果は弱まります。
今回は、スケールがガラス全面にこびりついてしまったお車の「スケール除去」と「撥水コーティング」を行いました。
スケールの除去方法としては二つ。
1)酸性の溶剤で中和して溶かす。
2)研磨して削り取る。
まずは、①の酸性の溶剤で中和して溶かす方法で除去します。
スケールはアルカリ性ですので、酸性で中和すると除去できます。
しかし、ここで注意しなければならないのが、ガラスにワイパーなどのキズがある場合は、スケールで埋まっていたキズまでもが浮き出てきてしまうことです。
よって、ワイパーの通り道のスケールは酸性の溶剤で除去する方法は使えません。
次に行うのが②のスケールを削り取る方法です。
これは、ガラス用のコンパウンドを使用し、機械を使って削り取ります。
このようにしてスケールを除去したら、もう一度全体をキレイにコンパウンドで慣らして仕上げ、脱脂してから撥水コーティングを塗れば完了です。
注意点といたしましては、酸性の溶剤はスケールを除去するとともにガラスをも溶かしてしまいますので、専門の知識を持ち合わせていない場合は決して使用しないことをおすすめいたします。
ガラス撥水コーティングはスケール対策としては大変有効ですので、一年に一回の施工を推奨いたしております。
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